01このゲーム面白いところ3行まとめ
- ヨルダの手を引いて走る、その単純な操作だけで『一緒に帰りたい』という気持ちが生まれます。
- 広い城の中で、見つけた扉やレバーが少しずつ道をつなげていく感覚が気持ちいい作品です。
- 戦うために急ぐより、立ち止まって景色と音を味わうほど魅力が見えてきます。
02評価されている点(システムやグラフィック、シナリオ等々)
『ICO』の強さは、説明しすぎないことです。会話は多くありませんが、ヨルダが遅れれば振り返り、危険な場所では手を伸ばす。その小さな反応だけで、プレイヤーは彼女を置いていけなくなります。ゲームの目的を文字で長く説明せず、行動で関係を作る設計は今触れても新鮮です。
石造りの城、差し込む光、遠くで鳴る風の音も大切な主役です。豪華な画面効果で圧倒するタイプではなく、余白のある景色を歩くからこそ孤独と安心が交互に来ます。仕掛けを解いたあと、さっきまで遠かった場所が自分の通った道になる構造もよくできています。
影の敵との戦いはヨルダを守るためのものなので、単なるアクションとは違う緊張があります。倒すより先に、彼女のいる場所を気にしてしまう。その視線の変化こそ、この作品らしい遊び心です。
03良いレビュー一覧
- 手をつなぐだけの操作に、相棒との距離感が詰まっている。
- 城の空気、光、音が静かなのに強く記憶に残る。
- 仕掛けが解けたとき、城全体が少し身近になる。
- 言葉に頼らない物語だから、自分なりに受け取れる。
- 短すぎず長すぎず、余韻を残して終わる。
04悪いレビュー一覧
- カメラが見づらく、ジャンプの距離をつかみにくい場面がある。
- 不親切に感じる仕掛けもあり、迷う時間が苦手な人には向かない。
- アクションの爽快感を期待すると、戦闘は単調に感じやすい。
- 昔の作品らしい操作感に慣れるまで少し時間がかかる。
- 物語をはっきり説明してほしい人には、余白が多すぎることがある。
05どんなユーザーにオススメ?
大作RPGのように情報量を浴びるより、ひとつの場所とひとりの相棒をゆっくり覚えていくゲームが好きな人におすすめです。攻略を急がず、『この扉はどこにつながるんだろう』と城を歩く時間を楽しめるなら、今でも十分に刺さります。
一方で、テンポの速い戦闘や明確なストーリーの答えを最優先する人には、少しもどかしいかもしれません。中古ソフトを選ぶときは、ディスクの状態と対応するPS2本体を確認してから探すと安心です。